久しぶりの日記記事になります。
今日、いつものようにYahooのトップページ右側の方に上がっているニュースの見出しを見ていると、
との見出しが…
気になったのですぐに記事を読んでみました。↓
これは私もかなり前から強く思っていたことでしたので、色々思いながら記事を読んでいました。
最近の洋画や地上波のアニメ、劇場作品など、吹き替えに声優ではなく、俳優や芸能人を起用されるケースが大変増えてきました。
また、一番最近だと、「シンプソンズ」という作品の吹き替えを、これまでの声優ではなく、芸能人なんかに一気に変更して、ネットで色々言われているようです。
(その作品は知りませんのでなんとも言えないのですが…)
(その作品は知りませんのでなんとも言えないのですが…)
一個人として言わせてもらえれば、
です。
確かに、芸能人や俳優など、一般の方に広く知られている方を起用することで、宣伝効果はかなり違うと思いますし、利益などを考える人たちにとっては、より儲かるほうがいいに決まっていると思います。
ですが、本職でないそういった方たちが吹き替えをした作品は大体が、元がいい作品でも、声で台無しになっている作品が非常に多いように思います。
(言い方によっては、ほとんど全てといってもいいくらい)
(言い方によっては、ほとんど全てといってもいいくらい)
確かに、芸能人や俳優などを起用して、その声や演技が役に非常にあっており、文句のつけようのない方もいます。
その点は認めます。
ですがそんな人は全体で見ると、せいぜい1割、多くても2割くらいで、残りは
「それはねーよwww」
「はぁ?ふざけてるの?」
みたいな感情しか沸いてきません。
あくまで私の主観ですが、俳優というのは、ドラマなんかでも活躍しておられるように、声だけでなく実際の演技を交えることによって表現する方々だと思っています。
それに対し、声優というのは自分は表に出ず、あくまで声だけでその人物、キャラクターの喜怒哀楽などの感情を表現する方々だと思います。
(声優が吹き替えをした多くの作品を見てきました。それらの中で、感動的な作品、心に残る作品というのは、作品そのものの出来の良し悪しもありますが、やはりそのキャラクターや登場人物たちに声で命を吹き込む声優さん達の迫真の演技あっての物だと思っています。)
私にとっては、この差が決定的に思えてなりません。
別に、どちらがより優れていて、どちらが劣っているとか、そういうことではないのです。
上にも書きましたが、確かに製作側にとっては、より収益を上げるためにはそういった人材起用も必要なのかもしれません。
しかし、それらを楽しむべき我々は、その声、演技が気になって作品をまともに楽しめません。
大変面白い作品で、一気に全話視聴してしまいました。
今2ndシーズンまでがレンタルされており、地域によっては1stシーズンが地上波で放送されています。
この作品の主演2人の吹き替えを担当しているのが次長課長の井上という方とジャニーズ?の成宮という方。
私は海外ドラマは大体吹き替えで見るのですが、こればっかりは耐えられませんでした。
怒りすら覚えました。
役者の迫真の演技に対して、どう贔屓目に聞いても感情すらこもっていない棒読み。
(失笑するしかありませんw)
(失笑するしかありませんw)
何も伝わってきませんし、作品を楽しむどころではありません。
(もちろんすぐに吹き替えをやめ、字幕で見ましたが…)
(もちろんすぐに吹き替えをやめ、字幕で見ましたが…)
多くの方が時間・労力・資金をかけて製作し、それを楽しみにしている多くの一般市民(我々)の作品への期待を全てぶち壊しにしてくれる、今のその場だけの宣伝のために本職の声優を起用しようとしない体質は本当に何とかしてもらいたいです。
記事中の読者意見にありましたが、
本当にその通りだと思います。
何の為の声のスペシャリストたちなのでしょうか。
それが失業危機?転職?
とんでもない話です。
自分の活躍の場を大いに広げていく、それぞれの知名度を最大限に利用したい。
大いに結構
ただ、「適材適所」というものがあるのです。
その辺について、最近の作品製作者達はもっと真剣に考えてもらいたいです。
本当に素晴らしい作品は、口コミとかで広がり、人気も出てくると思うのです。
その場の宣伝効果のみを考えたキャスティング。
確かにその場は大きな宣伝になるかもしれません。
その宣伝を見て実際に見に行く人も大勢出てくると思います。
そういった方々の中には、
「何だ、こんなもんか…」
という感想を持った人が絶対に出てくると思います。
作品全体としての完成度、クオリティ追求の為にはどうしていくべきなのか…
色々意見はあると思いますが、こういった流れが今後も続いていってくれないこと切に願っています。