深愛

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言葉出ねぇよ…・゚・(つД`)・゚・


発売からかなり時間は経過してしまいましたが、ようやく空き時間が少し取れましたので本日読破いたしました。

最近は活字を読む機会がめっきり減り、時間がないとか自分に言い訳しながらラノベとかも1冊読むのに一週間ほどかかるフェイト。

が、この『深愛』は文字数がそんなに多くなかったのと、一気に内容に引き込まれたのもあり最初から最後まで一気に読みきれました。


某所なんかでは、涙が止まらないみたいな声もちらほら出てましたが、私はそこまでは行きませんでしたね。

ちょっと危ない所もありましたが、目に涙がたまるところまでで踏みとどまりましt


今回の奈々さんの自叙伝。

正直な話、買ったはいいものの、読む気はしませんでした。

というのも、自叙伝というのが個人的にあんまりいいイメージなかったってのがあるんですね。


奈々さん関係なく、自叙伝といいますと…

ちょっと個人的な主観に基づく、あ・く・ま・で・フェイトの個人的感想になりますが、


「は?自叙伝?この人も出すの?」
「あれだろ?若い頃の苦労話だろ?」
「また不幸自慢かよ('A`)」

こんな印象しかもってなかったんですね。


結構多くの方が出されているイメージばかりが先行し、勝手な先入観を持っていたせいで、とっつきにくかったってのがありました。

また、苦労話など、結構暗めの話になる事も多そうで、わざわざ読んで鬱になる本読むのもなぁ…

と、食わず嫌いだったんですね。

が、今回奈々さんも出されたという事で、ちょっと一回どんなものか読んでみよう。

興味もわいてきましたので、今回時間を見つけて読み進めてみました。


幼少時、父親とのレッスンに始まり、学校でのいじめ、セクハラ、デビューまでの道のり、売れない頃の苦労話、父との別れ…etc

本当にこれまで知らなかった話が次から次へと書き綴られておりまして、気がつけばページをめくる手が止まりませんでした。


読んでいて思ったのが、本当に良い人たちにめぐり合えたんだなぁという事。

基礎を教えてくれたお父様はもちろん、本当に素敵なお母様。

駅の改札の前後のエピソードなんかは、もう涙こらえるので必死でした。


また、とにかくかっこよすぎるみっしーP

LIVEで、「あきおーっ!」「みっしーっ!」などと親しまれ、面白い人くらいにしか認識していませんでしたが(おいw

これ読んで一気に印象変わりましたね。

かっこよすぎるだろjk…

「今すぐ先生の家を出ないとダメだ!」

「どうすれば鳥肌立ててくれるか、そればっかり考えてるよ。」
「だって俺やったら、鳥肌の立つものにしかお金払いたくないもんね。」

「俺が一からアーティストを育てるときは、家族以上、恋人以上のつもりでやるから。それがディレクションする人間の責任やと思ってる。」
「恋人を放っておいても、アーティストが困っていたら俺は助けに行くかもしれん。」

全私が泣いた(´;ω;`)


ここまで真剣になって奈々さんの事考え、またファンを楽しませる事に真剣な方がプロデューサーなんですもの。

あのLIVEの完成度、各方面へのアプローチ。

凄い筈です。

奈々さんに何かを見出し、ここまで共に歩んできたこの人がいたからこそ、今の奈々さんがあるんだと思うと、本当に言葉が出てきませんね。

もう「あきおーっ!」なんて叫べないな、これからは…
(まぁLIVEになったらみんなで叫んでるんでしょうがねw)


奈々さん自身のエピソードでも、いじめを赤裸々に綴っておられました。

いつの時代でも、出る杭は打たれるとは言いますが、子供の間でも実際にそういうのはあるんだなというのを改めて痛感。

私たちがそのくらいの年齢の頃も、実際目立ってた子なんかは影でぼろくそに言われたりしてましたものね。

純粋で無邪気。

混じりけのない子供だからこそ、いじめられる側ってのはとてつもない心の傷を負うものなんですよ。

それが原因で不登校とかになっちゃう子もいますしね。


また、堀越に入ってからのエピソードなんかでは、金銭面の話が本当に現実味のある話で胸に響きました。


友人にジュース一口もらって、後は冷水機の水で。

靴下のエピソード。

お腹いっぱい食べたいが、特売のパン(ry


今でこそ売れっ子ですが、当時のこういったエピソード知ると本当に切なくなりますね。


衣装買う予算も切り詰めて…

本当に大変なんて一言で切り捨てるには、余りある苦労があったんだなと改めて痛感。


またこの本を読んで一番印象が変わったのは、本と同じタイトルを冠した、誕生日にリリースされた曲『深愛

TVアニメ『ホワイトアルバム』の主題歌起用されたのもあり、男女の恋愛を描いた歌って感じでこれまでは捉えておりましたが、もうお父さんに向けた歌にしか聞こえなくなった\(^o^)/

奈々さんにとってどれだけ特別な一曲かってのも、ひしひしと伝わってきましたね。

だからこそ、LIVEのこの曲でおかしな色のリウムバルログしてるやつなんかは本当に爆発すればいいと(ry

緑のバルロクしてるお前ら(ry



まだ読んでない方なんかもみえるかもしれませんので、あんまり語りすぎるのも自重しようと思います。

食わず嫌いだった自叙伝というジャンルですが、その人の新たな一面と知る事が出来るという意味では、新鮮でした。

感じるもの、心に訴えかけてくるものは確かにありましたし、奈々さん見る目も少し変わってきそうです。
(みっしーへの思いが一番大きく変わったのはみんな同じはずw)



目に映るのは幾億もの星のごとく瞬く青とオレンジ

みんなが手に掲げたサイリュームの光

この美しさは、私の自慢

(´;ω;`)ブワッ


糞席だ何だと愚痴ってるのが馬鹿馬鹿しくなりますね。

応援してる気持ちはみんな一緒ですし、それ見て喜んでくれてる奈々さんいるんですし…


今後も、これまで以上にLIVEは全力前回で後方支援に励みたいと思います(キリッ
(それは違うだろお前www)

素敵な本だったんですが、やはり多くの方が指摘されているように、途中端折られたというか抜けているように感じた部分が多少ありましたね。


個人的には、なのはシリーズとの出会いの辺だとか、エタブレ生まれた辺りのエピソードとかも楽しみにしてたんですが…Orz

続きというか完全版とかは間違いなくないかと思いますが、まぁ期待せずに気長に…(ないから


さて、他のアーティストに気持ち傾きかけてましたが、奈々さんメインで今後もLIVE参戦していこうと思います~(≧ω≦)ノシ


全国ツアーホントに楽しみだわぁ…

そんな感じで~す^^



































追記

フルオケLIVEで上映された、映像パート。

この本読んでから見ると、間違いなく全く違った見方が出来たんだろうなと痛感しました。

LIVE前に読んでおかなかった事を激しく後悔('A`)